「いいひと」なのにパートナーから粗末に扱われるあの子

スピリチュアル・トーク
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パートナーから粗末に扱われる理由

結論から書きますが、「パートナーから粗末に扱われる理由」は、こうです。

粗末に扱われる本人の中に、「私には価値がない」とか「妻は夫を優先するべき」などの思い込みがあり、それらの思い込みが組み合わさった結果、自分で自分を「パートナーから粗末に扱われるべき私」にしているからです。

それらの思い込みはすべて、これまで、自分自身が、時間をかけて作り上げてきたものです。

また、それらは、本人が生まれる前に決めてきた、今世の課題に応じた内容になっています。

課題を解決するためには、まず、自分の思い込みを、自分自身で、手放さなければなりません。

それは誰にとっても、大変難しいことですが、ただでさえ難しい課題解決を、自分で、より難しくするタイプの人たちもいます。

「いいひと」な彼女

ミュウさんについて

ミュウさんは、バツイチで、ファッションは派手ですが、明朗快活で社交的。

周囲からの評判は、「いいひと」です。

誰とでも分け隔てなく接するので、職場での人間関係も良好です。

でも、なぜか、夫や恋人からは、ものすごく粗末に扱われます。

ミュウさんの結婚生活

ミュウさんは義家族と同居し、パート勤務しながら、全員分の家事を彼女一人でしていました。

結婚後すぐ、夫に、結婚前から関係している女性がいると発覚。

ミュウさんは夫にベタ惚れで、なかなか離婚に踏み切れませんでしたが、夫が彼女に内緒で、子供を彼の恋人と遊ばせていたことを知り、離婚を決めました。

ミュウさんの離婚と新しい恋

ミュウさんは離婚後、すぐに彼氏ができました。

つき合って最初の彼女の誕生日、彼から「今さらプレゼントとか要らないよね」と言われました。

彼女が不満な顔をすると、「じゃあ、僕の元妻が買ったけど、未使用のまま置いてある、○○(ブランド品)をあげる」と言われました。

彼の元奥さんは専業主婦で、商品の代金を払ったのは彼だから、という理屈だそうです。

ミュウさんの実家

ミュウさんのお父さんは明朗快活で社交的、いつも多くの友人たちと飲み歩きます。

お父さんが自宅で飲み会をやりたがると、お母さんが必ず拒否しました。

寂しそうなお父さんが可哀そうで、ミュウさんは「自分の夫は、自由にさせてあげたい」と思っていました。

ミュウさんのお母さんは、彼女を、いつも優秀な弟妹と比べました。

彼女が高校生の時、流行のファッションをしたら、下品だと禁じました。

ミュウさんは、高校卒業後、自由にオシャレできるようになりましたが、就職後すぐ、妊娠、結婚しました。

「いいひと」の落とし穴

「気づくことができない」危険

ミュウさんは、いつも、自分の体験を、冗談めかしたり笑いながら話します。

内容に第三者が驚くと、彼女は「そうなのよー」とか「ひどいでしょう」とか言いますが、相手が自分に共感や同情してくれているかどうかは気にしません。

ところで、ネガティブな感情を覚える出来事には、その人の課題解決のヒントが隠されています。

だから、ミュウさんがネガティブな感情をスルーする限り、彼女の課題解決は進みません

ネガティブな感情をスルーする理由は、「(辛い状況に適応するため)心を麻痺させているから」や「本人のもともとの性質」などいろいろでしょうが、いずれにせよ、それらはスピリチュアルの視点では、ものすごくマズい状態です。

「いいひと」は「善い人」か?

善いエネルギーしか持っていない人は、この世にいません。

自分の権利に関する意識だけが薄く、他人のそれには厚い人もいません。

また、「ただ、負の感情を無視するだけ」は、ポジティブ思考ではありません。

ミュウさんの人間関係が円滑な理由は、彼女の人柄以外に、彼女の心が、他者に深く反応しないため、他者の嫌な部分にもあまり反応しないからかもしれません。

ところで、縁のある人同士は、必ず、同じ要素を持っています。

私は、元夫とミュウさんのそれは、「自己中心性」だと思っています。

「相手からどれだけ裏切られても、相手を好き」の本質は、愛情ではなく、執着です

先日、彼女は、彼氏の身勝手が原因で(まあまあ深刻な)怪我をしました。

彼女の被害が、精神から肉体に移行したのは、スピリチュアルの法則では、課題を解決しない限り、(課題に気づかせるため)よりハードな出来事が起こるからかもしれません。

助けは必ず用意されている

ミュウさんを一言で言うと、「子供がすべて」の人です。

彼女のSNSに、彼女自身についての投稿は、ほぼみられません。

あれほど長い間、「やっぱり夫が好き」「子供から父親を取り上げたくない」と離婚しなかったのに、夫が子供に愛人を会わせたと知った途端、すぐに離婚を決めました。

ミュウさんの子供は、感情表現が苦手で、こだわりが強いけれど、彼女と彼女の子供のエネルギーは対立しません。

彼女が判断の基準を「子供」にすると、彼女は、課題解決しやすくなります。

彼女と彼女の子供は、明らかに良縁でしょう。

どれほど行き詰っているようにみえる時でも、助けは、必ず用意されています

それは、ミュウさんに限らず、誰でもそうだと思います。

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