神頼みで結果を出す方法(1)

怪しいお話
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もしも”神頼み”が叶わない場合、それは「叶う方法で祈っていないから」だと思っていますが、私の実体験を例にとって、効率的な祈り方について考察してみたいと思います。

ポイントは三点ですが、話の最後にまとめます。

5~6年前、私の親友Kのお父さんが癌になりました。

何度か手術をしたけど、病巣の場所や体力との兼ね合いから、全てを摘出することができませんでした。

ただ、高齢なので進行も遅いため、退院して、家で療養することになりました。

しかし、その後白血病を併発してしまい、8時間かけて輸血する治療を週2~3回、新たに受けることになりました。

一人で通院するのが難しいため、Kのお母さんが付添う必要がありましたが、彼女も高齢のため(Kは他の兄弟たちとは年の離れた末っ子)、両親ともどもハードな暮らしが始まりました。

しばらく経った頃、Kから電話がありました。

いつものトーンで話しかけてもどうも盛り上がらないので訝しく思っていると、おもむろに「お父さんが一週間ほど熱が続いて免疫力がガクンと落ちてしまい、無菌室に入った」と言いました。

病室で会ったお父さんは、発語も思考も、とても不明瞭になってしまっていた、

医師から遠回しに「覚悟してくれ」と言われた。

Kは(本人含め)一家全員が医療関係者なので、「もはや手の打ちようがない」とみんな判っているそうでした。

Kのお父さんは医学部の名誉教授で、キャリアも人望も厚く、嗜まれている趣味はどれも知的で、彼女から聞くエピソードには、いつもお父さんへの敬愛の情がにじんでいました。

彼女を強く打ちのめしているのは、お父さんの死が間近に迫っているという事実はもちろんだけど、もしかすると、かつて想像すらしなかったほど衰えた父の姿かもしれない、と思いました。

話題を振ってもなかなか会話はつながらず、無言の時間が続きがちでしたが、状況がデリケートすぎるので、どんな表現で何を話せばよいか考えあぐねていました。

でも、彼女は一人だと居ても立ってもいられないから、私に電話をかけてきたのだろう、と思いました。

私たちが住んでいる場所は遠く離れているので、学生時代ならできたはずの、手を握ったり、温かいお茶を淹れたり、家事の代行などはできない。

彼女は、私が電話の向こうにいることに感謝をしてくれてはいるだろうけど、「ただ電話が繋がっているだけで、満足できる」というような、(女性にままありがちな)自己満足的なタイプでもありません。

無言の時間は、心の中で不安だけが膨れ上がっているだろう、と思いました。

たとえば彼女の気持ちに”寄りそう”とは言っても、所詮、電話ではニュアンスや表情は伝わらない。

だから、たとえ”焼け石に水”にしかならなかったとしても、現実に届く形である”言葉”をかけ続けよう、と思いました。

「元気が出る」ような強い表現よりはむしろ、ぬるま湯や陽だまりのような、なるべく静かでささやかな表現で。

たとえば、ビル・エヴァンスのピアノソロのような。

Bill Evans – "The Two Lonely People"

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