決められない女(7)

怪しいお話
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ケメ子にかかわることは、私にとって意味があるだろうか。
私が満足する結果になるだろうか。

多分ならないだろう、と思いました。

以前、ケメ子も参加していた持ち寄りパーティーで、彼女に私の料理を勧めた時の話ですが、食べ始めるやいなや眉間を曇らせ、見るからにいやそうだったので、

「あ、口に合わなかった?」

「ダメだったら残してね」

と声を掛けたものの、彼女はその後無言でボソボソ食べ続け、しばらくしてから、

「我慢して食べてたら美味しくなってきました」


「○○(使ってる食材)って、身体にいいですもんね」

と言われたことがあります。

その時は、

「ケメ子、おまえ逆にすげえな(褒めてないけど)」

と内心思いましたが、それはお酢を使った料理で、どうやら彼女は酸味に弱かったらしく(他の人には好評だった)、「彼女は、自分なりには気を遣っているつもりだけど、遣いどころがずれている」人のだろう、と感じました。

また、私が自販機でコーヒーを買ってその場で飲んでいたり、食堂にいる時などに遭遇すると、彼女は必ず話しかけてくるし、より長い時間会話を続けたがるふしがあります。

話が続かなくても立ち去らず、ずっと話を振り続けます。

例えば私がパソコンで作業をしているなど、明らかに手が空いていないことが判る状況でも、それは変わりません。

私以外に対しても同じかどうかは不明ですが、それは「親密性」と「承認」を強く求める性質によるのかもしれません。

しかし会話は単調で、最初に簡単な質問(「もうご飯食べました?」や「今日は○○してたんですか?」など)を相手に投げると、その後は帰ってきた返答を広げるでもなく、相手の興味を引きそうな話題を自分から振るでもなく、会話が2~3ターン行き来して行き詰ったら、次の質問に移ります。

私が他の人との会話を楽しんでいるときに感じる、「お互い積極的に気持ちを寄せ合う」エネルギーが、彼女とはあまり感じられないのです。

彼女との会話が続くか、とか、楽しい内容になるかは、ほとんど会話の相手に依存している気がしますが、自分に向けられた気づかいに対する彼女のエネルギーは「感謝」や「嬉しさ」とは少し違う印象があります(そもそも、気遣われていること自体に気づいていないでしょう)。

私が知覚する限り、彼女から放射されているエネルギーの種類は「評価」です。

続きます。

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