私が、家でプチ贅沢なメニューを楽しむときに、よく買っているのが「福寿 純米吟醸」です。

神戸の灘地域にたくさんある酒蔵のひとつ、神戸酒心館の看板商品ですが、

兵庫県産の酒米を精米歩合60%まで磨き、名水百選「宮水」で仕込んだ日本酒です。
味については、公式サイトに説明がありますが、
アロマティックな爽やかさと厚み、熟成度も兼ね備えている。香味が持続し、極めて上品だ。秋から冬にかけて旨みののった食材と組み合わせたい。
世界最優秀ソムリエコンクールに優勝したパオロ・バッソ氏による、テイスティングコメント
淡い味わいなのに、刺身に合わせても、

野菜や和食や中華に合わせても、

料理が引き立て役になるくらいの、薫り高さ。
公式サイトでは、オレンジのコンフィを添えたフォワグラのテリーヌやフレッシュタイプのチーズ、車海老の天ぷらなどとのペアリングも勧められていますが、通常メニューより、ちょっぴり豪華なメニューの方が、料理も酒も引き立ちます。
なお、2008年からノーベル賞の公式行事に9回も(2020年現在)提供されていたり、世界的なコンクール「IWC2019」で金賞を受賞しているので、外国人に好まれる日本酒とも言えるでしょう。
名前の由来は七福神の「福禄寿」で、飲んだ人に財運がもたらされるようにとの願いが込められていますが、そのエピソード込みで手土産にすると好評です。

4合瓶が1800円くらいするので、庶民の私には少しだけ贅沢なお酒ですが、5℃~10℃に冷やして飲むと最高です。
誰にでも好まれやすい種類の味なので、新しく日本酒を試してみたい方にもおすすめの一本です。

