スピリチュアルを病気の治癒に利用する(5)

ヒーラーの視点
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ネガティブなエネルギーが生まれる背景

母の病のポイントは、病巣が常にということです。

彼女は、娘時代からひどい生理不順で、妊娠した時は出産予定日を大幅に超過しても産気づかなかったため、子供は全員帝王切開でした。

30代で子宮筋腫のために子宮を摘出し、50代で大腸検診で医療ミスに遭い、大腸カメラで腸壁を突き破られました。

目立った出来事がない時も、常に便秘下痢に悩まされ、毎日必ず整腸剤か消化剤を服用していました。

母が、そんな病気を生み出すエネルギーを抱えるようになった背景を説明しましょう。

生い立ち

母の生家はざっくり言うと”没落貴族”だったので、裕福でもないのに兄(私の伯父)たちが大学進学したため家計が逼迫し、女の子だった母は高校卒業後、地元企業に就職せざるを得ませんでした。

私の祖父は頭がよかったけれど世渡り下手だったので、男勝りでプライドが高く外交的な祖母とは相性が合わず、冷え切った家庭で祖母が主な家計を担い、祖母の自慢は、優秀な大学に進学した伯父たちでした。

祖父は母を可愛がっていたけれど、祖母は母を無意識に”搾取子”として扱っていたかもしれません(ただ、昭和の地方部における若い女性の立場は多かれ少なかれそのようだったでしょう)。

就職して二年後、母は一念発起して資格を取り、転職しました。

給料は上がったけれど下宿することになり、節約して実家に仕送りしていました。

伯父(の一人)が帰省して、貯金を無心することもありました。

結婚

結婚後、母は牧歌的な田舎から、いきなり生き馬の目を抜く大都会、しかも、よりにもよって、がめつさと厚かましさでは他府県民の追随を許さない魔界都市大阪にやってきました。

大阪人は一見普通で同じようにフレンドリーですが、時々、モラルの感覚が”独特”な人も混じってるので、歳を重ねた今ならともかく、当時は驚きや苦労があったかもしれません。

配偶者

私の父は、大兄弟の末っ子に生まれ、姉(私の伯母)たちそっちのけで祖母に溺愛されて育ちました。

祖父は早逝したけれど、親戚の助けで大学を卒業し、希望通りに就職しました。

父は、対社会的な責任感が強く目端も利くけれど、典型的な”内弁慶”でした。

陽気だけど、自分の思い通りにならなければすぐ怒鳴り、すぐ忘れる。

やりたいことは自由にやりたい、自分だけに都合がよい人。

家庭は大事にするけれど、一言で言えば”めんどくさい”ので、均衡を保つには、専業主婦の母が、ある意味”御用聞き”だったかもしれません。

続きます

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