自分の前世を見た話(1)

怪しいお話
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以前、「聴くと、自分の前世が見える」CDが流行ったことがありました。

当時、私は図書館ネットワークが発達した地域に住んでおり、「ワイス博士の前世療法 (瞑想CDブック)」を借りて聴きました。

それが思いの外に興味深く、続けて、越智啓子の「森の瞑想 過去生回帰」を購入しました(図書館になかった)。

二人とも医師で、ヒプノセラピー(催眠療法)の経験も豊富であろうため、声質も、催眠状態への誘導も、適切で自然な印象でした。

ちなみに、「ワイス博士(以下略)」は、英語版(本人録音)と日本語版(訳者録音)のCD2枚組ですが、英語のレベルは平易なので、個人的には英語版を強くお勧めします。「森の(略)」は現在絶版のようですが、amazonで複数の中古出品があります。

私は、どちらからもヴィジョンをいくつか得ましたが、最も印象的だったのは「森の瞑想」を聴きながら見た「白人男性だった一生」です。

今回は、この話を書きたいと思います。

なお、”ヴィジョン”を見ている時はずっと、自分が体験しているような、それでいて他人のように客観的な、奇妙な感覚でした。

個人的には、高次元の情報を3次元スペックのデバイス(=肉体)で処理することで生じるバグに近いのではないか、と思っています。

また、友人たちにCDを勧めたり、貸したりしたところ、何人かは私と同じような体験があったようです。話を聞く限り、どれも本人にとって親密な物語ばかりで興味深かったです。

催眠状態に入った私がまず見たのは、急な石畳の坂道を上ってゆく、サンダル履きの自分の足でした。

私はがっしりと背の高い3~40代の男性で、貫頭衣に似た粗末な服と、甲の部分が何本かの紐になっている革サンダルを履いていました。茶色の髪はぼさぼさで、顔の周りはぐるりと髭で覆われていました。

季節は初夏で、左手に広がる紺碧の海は水平線まで穏やかに凪ぎ、陽光で海原の表面が、ところどころ白く閃いていました。海鳥たちがゆるやかに旋回し、人には判らぬ何ごとかを賑やかに伝えあっていました。

体感から、おそらく多湿の温帯、海沿いにもかかわらず風にそれほど湿り気を感じなかったので、(人種との兼ね合いから)北大西洋に面したイベリア半島南部から地中海沿岸にかけてではないか、と思っています。

余談ですが、西洋占星術師の友人によれば、私のアストロマップ(ホロスコープ上の惑星や感受点を地図上に記したもの)では、ドラゴンヘッド軸だか冥王星軸だか(運命に関するライン)がポルトガルを通っているらしいので、そのあたりかもしれません。

荷車をひいたおじさんや、食料を抱えた奥さんなどが、ジブリアニメのように坂を行き来していました。彼らとすれ違う度に、親密な笑顔を向けられ、「今日は良い天気ですね」「ご機嫌いかが?」と声をかけられたり、「先生、これ持ってけ」と作物のような何かを手渡されたりしました。

私は町の人たちからよく知られ、好かれているようでした。

世界のすべてが私に優しく、平和そのものでした。

次回に続きます。

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