神様の使いっぱしり(3)

怪しいお話
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私は、友人宅の飲み会で、一人の女性に会いました。仮にAさんとします。

彼女は、私よりかなり年上でしたが、明るくフレンドリーで、私がこれから挑戦してみたいと考えているジャンルに精通していました。

私たちはすぐに打ち解け、面白いほどにお互いの話がかみ合い、その場で、Aさんの家で開催される予定のホームパーティーに招かれました。

ホームパーティーの前日、私は突然降ってわいた大量の書類仕事を血涙流しながら徹夜で片づけ、

ああっ……朝日が激しく眩しい……(T▽T)

とよろめきながら、彼女のお宅に向かいました。

私が到着したとき、リビングにはすでに数人が和気あいあいと歓談していました。

私は彼らに目礼してソファに腰かけ、彼女から冷えたグラスワインを受け取りましたが、半分飲んだあたりから、どうも自分の調子がおかしいことに気づきました。

私は自他ともに認める「ザル」です。

心身ともに疲労がたまった状態で東欧生まれの鬼畜双生児を屠ったバラライカさんくらいの極限コンディションならともかく、

「年かな……少し、疲れた……」(出典:BLACK LAGOON)

徹夜とはいえ一応寝たし、そもそもグラスワイン半分でこんなに頭がぼんやりするなんて、一服盛られたのでもなければ、ありえない。

私は不安を振り払って話の輪に入りましたが、肺の中の二酸化炭素濃度が急激に上がったかのように息苦しく、楽しむどころか、話すら全く頭に入ってきませんでした。

そんな中、Aさんの話を聞いていると、どうも話の要所要所で「何かを言わなければならない」というような、妙な強い”圧”を感じました。

そして、ぼんやりした頭で、もし私がそれをこの場で体現したなら「批判」的な言動になることに気づいたとき、

いつからだったのだろう

と思いました。

初対面にも拘らず、(思い起こせば、”異様”に)話が弾んだときか、ホームパーティーに招かれたときか。

または、訪問の前日に降ってわいたような大量の書類仕事に見舞われたときか、それとも、そもそも友人宅で出会ったときか。

私は、いつから「このレールに乗っていた」のだろう。

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