乙女も乙女じゃない人もロマンに溺れる美しい庭【住吉大社卯の花苑・大阪】

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住吉大社の卯の花苑

神社それぞれに、季節ごとの見どころがありますが、もし、5月の大阪であれば、住吉大社の卯の花苑は外せません。

初夏の陽光の下、苑内の小高い丘で、洪水のように咲く白い小さな花たち。

夢見る頃はとうに過ぎた女でも、キラキラ光る木漏れ日を浴びながら、静かな小径を散策すれば、まるで夢の世界に迷い込んだかのようなロマンチックに溺れます。

魔法の国へと誘ううさぎが、茂みの中からこちらを伺い見ているような。

妄想

こんなに素敵な場所なのに、なんと、入苑無料なのです!

死ぬまでに一度は来ないと後悔しますぞ。

知らんけど( ᐛ👐)

卯の花について

卯の花の、花の色は、白、ピンク、赤です。

卯の花という名前は、旧暦の卯月に花が咲くことによる通称で、正式名称は「ウツギ」。

幹や枝の中が空洞になっている(空木)からだそうですが、折れた枝を見ると、たしかにパインアメばりの断面でした。

なお、卯の花の花言葉である「秘密」も、この空洞が、外から見て分からないことに由来するそうです。

また、「古風」や「風情」などの花言葉もありますが、こちらは、白い花が枝に垂れ下がって咲くからだそうです。

私の穢れた魂も、マッハで清める美しさ。

まるで、一か月前倒しの夏越の祓のごとしです。

住吉大社と「卯」の関係

住吉大社は、卯年卯月卯日に鎮座されたことから、卯(ウサギ)と縁が深い神社です。

手水舎に説明があります

卯の花苑の看板には、「卯の花は、かつては境内にも群生していた(今は、その多くが失われた)」と書かれていますが、

その名残が、わずかに確認できる場所があります。

5月に訪れた際は、是非探してみて下さいね(ヒント:卯の花の背後の門)。

5月12日と5月21日の苑内の変化

2023年は、5月12日と21日に訪問しました。

【うさぎの移動】

12日は石碑のふもとにいた、うさちゃんが、

21日には、石碑の上にのぼっていておどろき。

なぜ、わざわざそんな不安定な場所に……

よくみるとこの子、脳天がパックリいってるんですが、

重力があるし、その素材だし、そりゃ落ちるだろうし、割れるでしょう。

金カムの二階堂のような最期を迎える前に、無謀な挑戦は諦めるべきと思います。

【小道の脇の低木】

12日には、一輪しか咲いていなかった木が、

▲ 画面右から突き出している低木

21日には、満開になっていました。

▲ 可愛すぎて人間をキュン死にさせる謎の花

苑内には13種約500株が植えられており、期間内は違う品種が順次開花するので、訪れる度に違う表情が楽しめますよ。

住所、公開期間、料金、アクセス

住所 〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9−89
TEL 06-6672-0753
公開期間 5月1日~5月31日(午前10時~午後4時)
料金 無料
アクセス 南海本線「住吉大社駅」下車 徒歩3分
南海高野線「住吉東駅」下車 徒歩5分
阪堺線 「住吉鳥居前駅」からすぐ
公式サイト https://www.sumiyoshitaisha.net/

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