【岩屋神社 奥之院】おいでませ!リアル異界系パワースポットへ

神社

リアル異界系スポット 岩屋神社 奥之院

京都の山科に、「リアル異界系」とでも呼びたくなる圧倒的な異世界感を感じさせるパワースポットがあります。

それが、岩屋神社奥之院です。

ご神体は、いわゆる磐座(いわくら)と呼ばれる巨石。

山奥の磐座には本格的な登山装備が必要な場所もありますが、ここは公共交通機関でアクセスでき、普段着でも参拝が可能です。

ただし、道中は決して楽な道のりではありません。

本殿

最寄りのバス停から急な坂道を数分上ると、二之鳥居が見えてきます。

本殿の社殿は、弘長2年(1262年)に再建された歴史ある建物です。

▲ 二之鳥居

▲ 本殿

境内の奥から、いよいよ奥之院へと向かいます。

奥之院

一旦車道に出て急坂を登ると、奥之院参道の入口が現れます。

▲ 奥之院参道入口

▲ 奥之院へと続く参道

薄暗い山道は昼間でも人けがなく、独特の緊張感が漂います。

まるで、ドラマ『トリック』や映画『哭声』のような、ダークホラー感を思わせる雰囲気です。または『鎮守の森』諸星大二郎

▲ 人に会っても怖い。会わなくても怖い。

圧倒的な存在感 陰岩と陽岩

山道をしばらく進むと、最初に現れるのが陰岩(いんがん)です。

周囲に誰もいない山中でこの巨石を目の当たりにすると、その迫力に圧倒されます。

さらに奥へと進むと、陽岩(ようがん)があります。

この二つの磐座は、男性は陰岩から、女性は陽岩から参拝すると縁結びのご利益があると言われています。

コラム:陽岩手前の足場について

陽岩の前には石段がありますが、直前の足場はかなり悪く、落ち葉で滑りやすい場所もあります。

2024年冬に再訪した際、石段は増設されていましたが、それでも足場の厳しさは変わりません。

雨の日の参拝は避けた方がよいでしょう。

▲ 2024年冬の陽岩前

私はいつも、ここを足場が整う数メートル先まで、アスキーアートのような四つん這いでゆっくりと下りています。

┌(┌ ^o^)┐

岩屋神社の歴史とご利益

岩屋神社の起源は、仁徳天皇31年(343年)に陽岩と陰岩を磐座として祀ったのが始まりと伝えられています。古墳時代から続く歴史ロマン1を感じさせます。

宇多天皇の寛平年間(9世紀末)、陽岩に天忍穂耳命、陰岩に栲幡千々姫命、岩の前の小社に饒速日命がそれぞれ祀られました。

天忍穂耳命は「勝」の字が3つも入った正式名称を持つことから、特に勝運2のご利益で知られています。

▲ 画像引用元:国立国会図書館デジタルコレクション

境内には7つの摂社があり、その一つである大神宮のご祭神は天照大神です。

そのため、岩屋神社では天照大神(母)、天忍穂耳命(息子)、饒速日命3(孫)の親子三代の神々に一度に参拝できるという、珍しい特徴があります。

注意事項

地図に示すとおり、緑のピンは公共交通機関、オレンジのピンは岩屋神社関連施設を示しています。

最寄りの鉄道駅は京都市営地下鉄椥辻駅ですが、駅から神社までは約700mの急な上り坂が続くため、京阪バス4または車でのアクセスをおすすめします。

▲ 大宅停留所のすぐ近くに一之鳥居があります。

住所、アクセス

住所〒 607-8176 京都市山科区大宅中小路町67(駐車場あり)
TEL/FAX075-571-0833
アクセス地下鉄東西線/椥辻駅から徒歩25分、京阪バス/大宅下車10分
公式サイトhttps://www.iwayanomori.org/shrine/

脚注

  1. 神社所在地の住所に名残があるように、この地域はかつて大宅氏一族の拠点で、藤原不比等が居住していた説もあります。岩屋神社の境内からは奈良時代以前の土器が出土するのだとか。 ↩︎
  2. 天忍穂耳命のご利益は勝運とされますが、実は神話によると、母の天照大神から大国主神と戦うよう命じられた際、これを嫌がって自分の代わりに息子を地上に降臨させたという逸話があります。勝ち運の他にも、家内安全や厄除のご利益があるとされています。 ↩︎
  3. 一般的に天忍穂耳命と栲幡千々姫命の息子は 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) とされます。岩屋神社に 饒速日命(にぎはやひのみこと) が祀られているのは、この神社と縁の深い大宅氏が物部氏系で、物部氏の祖神が饒速日命だからです。 ↩︎
  4. 神社最寄りのバス停は京阪バス「岩屋神社」停留所ですが、乗り継ぎや本数を考えると「大宅」停留所が便利です。大宅停留所から奥之院までの往復は、おおよそ40~50分が目安です。 ↩︎

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