現代の危機は「加速」している(後編):二つの戦略で乗り越える

エッセイ

現代という時代を生き抜くための戦略

まだ前編をお読みでない方はこちらからどうぞ。

前編では、松下幸之助の言葉を手がかりに、「悪循環の加速」と「時間切れの危機」という現代特有の問題を見てきました。

後編では、これを乗り越える2つの戦略を考察します。

一つは悪循環を食い止めること、もう一つは解決能力を飛躍的に高めることです。

悪循環を食い止める

現実の問題に取り組むには、その根底にあるエネルギーの流れにも目を向けることが大切です。

つまり、環境や社会の改善といった現実的なアプローチに加えて、自分の意識や内面を変えるスピリチュアルなアプローチも欠かせないということです。

■ 現実的アプローチ
環境負荷の削減、ハラスメントの撲滅、政府や企業の不当な行為の是正といった取り組みは、持続可能な社会を築くうえで不可欠です。

個人の日常生活では、節電や節水、フードロス削減、職場や家庭での小さな声かけなど多くの具体的行動【節電・節水】:照明を消す、シャワー時間を短縮、食器洗い時の水を節約 / 【フードロス削減】:計画的購入、余り食材の活用、賞味期限近い食品の優先消費 / 【プラスチックごみ削減・リサイクル】:マイバッグ・マイボトル使用、使い捨て回避、不要品リサイクル / 【社会行動】:家庭・職場での声かけ、SNSでの問題提起や情報共有 など。があります。

■ スピリチュアル的アプローチ
環境や社会の現実は、私たち一人ひとりのエネルギーが集まった「集合的エネルギー」の結果だと言えます。

まず、危機的な現状を自分ごととして受け止め、より良い未来を思い描き、意識をポジティブに向けましょう。

すぐにできる具体的行動の一つは、負のエネルギーの浄化整理整頓や内観など、日々の小さな習慣を通じて行うことができます。です。

効果はすぐには現れないかもしれませんが、粘り強く続けることが大切です。

解決能力を飛躍的に高める

現象化の加速度を考えれば、私たち人間が個々の能力だけでこれに追いつくことは困難です。

打開策の一つは「多様性の活用」にあります。

さまざまな人々の知識や視点を集めた「集合知」を深めることで、問題解決の効率が飛躍的に向上します。

それは、新たな解決策やブレイクスルーの発見につながるでしょう。

様々な人種の普段着の5人の男女が未来的なテープルを囲んで会議をしている様子の画像。

これを実現する強力な手段に、デジタル技術が挙げられます。

なかでもモバイル端末は、人間には不可能な膨大かつ高度な情報処理を、瞬時に行います。

現象化の加速度に追いつけない私たちの限界を補って余りある能力といえます。

また、すでに世界中に普及していることから、個人の高度な学習や世界中の人々との協働を可能にし、そのコストも大幅に削減してくれます。

おわりに:デジタル技術と内面が創る未来

現在の世界的な危機は、従来のそれと比べて質的に異なるその要因の複雑さや規模の大きさにおいて(脚注参照のこと)。と私は考えています。1

スピリチュアルな観点では、私たちは個人的な目的に合致した時代や場所を選んで生まれてくるとされます。

現在、世界中のあらゆる人間が同じ危機に直面しているのなら、そこには共通の目的が存在するかもしれません。

それは「かつて人類が経験したことのない問題を、この時代ならではのやり方で乗り越える」こと。

これを可能にする手がかりは、多様な人々の協働と、私たち自身の内面の変化にあります。

もし時間切れが迫っているとしたら、私たちは今、自分たちの生存を文字通り「この手に握っている」のです。

デジタル技術という頼もしいツールをどう活かし、自分とどう向き合い、どんな未来を築くのか。

それは、私たち一人ひとりの意識と選択に委ねられています。

地球を張り巡らせる光のネットワークの向こうに新たな明るい光が舞い降りている画像。

脚注

  1. たとえば、従来の危機が「国際化」を背景とした国家間の問題であったのに対し、現代の危機は「グローバリズム」によって国境を超えた複雑な相互依存関係から生じている。国際化は「異なる国家間の交流」を指すのに対し、グローバリズムは経済や情報が国家の枠組みを超えて一体化する現象である。この質的変化により、危機解決はより複雑で困難になっている。環境問題や社会問題など、他の分野においても同様の傾向が見られる。 ↩︎

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