魔法のような幸運:良い種は先に蒔かれている

エッセイ

スピリチュアルな幸運とは

スピリチュアルを求める人は、しばしば奇跡のような幸運を望んでいます。

それは自然な願いです。

実際、常識では説明のつかない出来事が起こることもあるし、そのような出来事を意図的に起こせるとするスピリチュアルな手法もあるようです。

ただ、どんなに不思議に見える現象にも、原因となる「種」が必ず存在します。

ある出来事が現れるなら、それにつながる「種」が過去に蒔かれていたからです。

今回は、私の体験談から「スピリチュアルな幸運」の正体を紐解き、「良い種を蒔く」ことについて考察します。

予期せぬ20万円の引き寄せ

ある日、テレビで偶然、私がかつて住んでいた街が映し出されました。

それを見て、当時つくった銀行口座転居後は近隣に支店がなく、放置していました。があったことを思い出しました。

ちょうど隣県への出張を控えていたので、ついでに立ち寄ることにしました。

当日は受付から1時間以上待った後、データが古くて記帳できなかったと言われ、取引履歴を印刷した紙を受け取りました。

長期間、出入金がなかったために、それは休眠預金【休眠預金】:長期間(通常10年以上)取引がない預金のこと。2018年施行の「休眠預金等活用法」により、社会貢献活動などに活用される。になっていました。

残高を見て、私は目を疑いました。

数十円程度だと思っていたら、なんと20数万円もあったのです。

ビックリする猫の画像。

「吉方位」よりも深い因果

この話を占い師の友人にしたところ、「それは吉方位を踏んだからだ」と言われました。

その日のその方角は私にとって最高の吉方位。

だから、予期せぬ幸運が舞い込んだのだと。

それは魅力的な解釈ですが1、私はこの20万円をもたらした真の原因は、他にあると考えています。

「魔法」の種明かし:習慣改善がもたらした結果

かつての私は、今よりもずっと不注意な人間でした。

そのせいで、前述の地方に住んでいた頃、仕事で大失敗をやらかしました。

多くの方に迷惑をかけ、それなりの損害を出してしまい、自分自身が心底嫌になりました。

そこで、悪癖改善に着手することにしました。

特に意識したのは、「機会損失」でした。

横着なくせに根が貧乏性なので、財布や引き出しで期限切れの割引券や商品券を発見するたび、心底後悔していたからです。

そして、どんな些細なことも「取りこぼさない(機会を失わない)」ために、スマホの予定表やリマインド機能を駆使することを習慣としました。

習慣の変化が運を動かす

20万円を受け取った真の理由を、私は次のように考えています。

かつて私の中では「取りこぼす」エネルギーが優勢でした。

そのため20万円が放置され、しかも休眠預金――「受け取れない可能性がある」状態――にもなっていました。

しかし、悪癖を改善したことで、今度は「取りこぼさない」エネルギーが優勢になりました。

それによって、「受け取れない(かもしれない)」お金と、私という「場」のあいだに矛盾が生じます。

「取りこぼさない」場では「取りこぼす」エネルギーに矛盾が生まれる説明の図。

矛盾を解消するために、近隣への出張やテレビ映像との遭遇が起こり、銀行に足を運ぶ流れに導かれました。

このタイミングでそれが起きたのは、この預金が近々使われてしまう運命にあったからでしょう。

良い種が「魔法のような幸運」を呼ぶ

確かに、常識では説明のつかない幸運が起こることはあります。

この世は「宇宙の摂理」という、「高次元の物理法則」に従っており、それは三次元の私たちの理解の範囲を超えた因果を含んでいるからです。

だから、この世に起こる出来事すべてを説明することは私たちにはできません。

そのような出来事がたまたま幸運に関わっていたから「魔法」に見えただけで、そうでなければ「怪談」とされたでしょう。

意図的に蒔く種

もし「魔法」を意図的に起こしたければ、三次元では理解できない因果を用いなければなりません。

期待通りの結果が得られるとは限らないし、むしろ予想外の副作用が生じる可能性もあります。

結局は、”正攻法”――つまり、「刈り取りたいもの」を明確にし、それにつながる種をより多く蒔く行動をする――が損失を最小化する選択肢になるはずです。

無意識に蒔く“幸運の種”

ただ、人間は無意識のうちにも種を蒔いています。

以前の記事でも触れましたが、私たちの感情や思考の習慣は、そのまま現実化するからです。

思いがけない幸運とは、内面の要素が現実化した結果であり、それを受け取る人は無意識のうちに「良い種」を蒔いていると言えます。

日々の努力だけでなく、感情や考え方にも注意を払うことは、すなわち「幸運を受け取る自分」を育てる行為です。

地道な作業ですが、その種はやがて「魔法のような幸運」というかたちで実を結ぶでしょう。

天からたくさんの素晴らしい贈り物を受け取る画像。

脚注

  1. 私見だが、もし方位学が「高次元の法則を三次元で利用しようとする試み」だとすれば、吉方位は幸運を得るための単なる「目安(またはトリガー)」だと考えられる。
    私のこの吉方位には金運の象意があったとのこと。もし私が「取りこぼさない」という種を蒔いていなければ、この方位で何も受け取らなかった(現象化した”null”を受け取った)か、別のお金に関する出来事を受け取った可能性がある。
    ↩︎

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