年に一度だけ手に入る最強の金運UPアイテム

イベント

金運アップの最強神!「弁財天」と年に一度の金運吉日

金運アップにご利益がある神様は宇迦之御魂神や大黒天、九頭龍、金山彦命などたくさんおられますが、その中でも特に人気なのが「弁財天」です。

▲ 弁財天

今回は、弁財天の基礎知識や意外な一面、最強の金運UPアイテムなどをご紹介します。

弁財天ってどんな神様?

弁財天の起源は、ヒンドゥー教の芸術や知恵を司る女神「サラスヴァティー」です。

仏教に取り入れられる過程で、金運のご利益も持つようになりました。

日本に伝わってからは、市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)や瀬織津姫(せおりつひめ)のような美貌の女神と同一神とされる一方、蛇の姿を持つ「宇賀神(うがじん)」の化身ともされました。

彼女は知恵や芸術、美、そして金運まで司る、まさにマルチな神様と言えるでしょう。

▲ 宇賀神

コラム:『蛇足』ですが・・・

この姿の宇賀神と美貌の女神弁財天を同一視できるとは、我が先祖の認識力はつくづく柔軟だと思います。

その遺伝子を受け継ぐ私たちは、どんな難しい悩み事でも案外柔軟に突破できるのかもしれません(?)

最強の金運吉日「巳成金(みなるかね)の日」

弁財天の縁日(神仏に願いが届く日)は、宇賀神が蛇の姿であることから「巳(み)の日」とされ、金運に良い日とされています。

巳の日は12日ごとに巡ってきますが、中でも60日に一度巡ってくる「己巳(つちのとみ)の日」は、金運のご利益が強まるとされています。

▲ 四角で囲った日が巳の日 画像引用元:シンプル年間カレンダー

しかし、これらの日よりもさらに強力な、まさに金運の「最強吉日」が、年に一度、9月にやってくるのです。

それが「巳成金(みなるかね)の日」。

専門的にはなりますが、巳成金の日取りには諸説あります。いずれも金運に良いとされる要素が三つも重なる特別な日です。

  • 日支の「巳」、中段十二直の「成」、九星の「金」が重なる日(山口県三光寺
  • 日支の「巳」、中段十二直の「成」、二十八宿の金が重なる日(不忍池辨天堂
  • 日支の「巳」、中段十二直の「成」、五行の「金」が重なる日(日本国語大辞典

また、「実(みの)成る金」という語呂合わせから、この日に金、銀、銭、米などを紙に包んで封じておくと富が増すと言い伝えられています。

巳成金限定!小判型お守りを授与する社寺

巳成金にちなんで、弁財天を祀る一部の社寺では、この日限定の授与品を受けることができます。

中でも特に人気なのが、縁起の良いイメージを持つ小判型のお守りです。

ここでは、小判型お守りを授与する社寺を2カ所ご紹介します。

白雲神社(京都)

京都御苑内にある白雲神社は、旧西園寺家の邸宅跡に建てられ、妙音弁財天1(現在のご祭神は市杵島姫命)が祀られています。

  • 授与品:巳成金の日限定で「弁財天小判御守」が授与されます(初穂料1,500円/2023年実績)。
    この小判には、白雲大神の文字と、蓮の花の上で琵琶を奏でる弁財天が刻印されています。

  • 当日の行事:午前7時からは、宮司さんによるお祓いなどが執り行われる朝参式も行われます。
    また、参加者全員で祝詞、明治天皇の和歌を唱和します。

▲ 現地で配られる祝詞と和歌。どちらも持ち帰り不可です。

白雲神社:京都府京都市上京区京都御苑

不忍池辨天堂(東京)

東京・上野の不忍池に浮かぶ弁天堂は、池を琵琶湖、お堂を竹生島の宝厳寺に見立てて造られたとされています。

  • 授与品:「巳成金大祭」が開催され、大小2種類の小判が授与されます。
    大きい小判には弁財天、小さい小判には宇賀神が刻印されています。

▲ 画像引用元:不忍池辨天堂

  • 注意点:大きい小判や福財布は、公式サイトから事前に申し込めば郵送してもらうことも可能です。
    小さい方の小判は当日授与のみで数量限定なのでご注意ください。

不忍池辨天堂:東京都台東区上野公園2−1

金運小判は、最強吉日のご利益が詰まった特別な授与品です。

ぜひ、今年は巳成金の日を意識して過ごし、運気を呼び込んでみてくださいね。

脚注

  1. 旧西園寺家は琵琶の宗家であることから、その鎮守社として「妙」なる「音」の弁天様を祀っていました。 ↩︎

にほんブログ村 その他趣味ブログ 占いへ

Translate »