人間用じゃない茅の輪とスペシャルなお守り【城南宮・京都】

イベント
スポンサーリンク

城南宮の夏越の祓

西暦794年から京都の南を守っている、城南宮。

霊験あらたかな名水「菊水若水」でも有名です。

例年6月24日から7月7日まで、夏越の祓にちなんだ神事や行事が執り行われますが、実は、全国的にも珍しい茅の輪が設けられ、特別感あるお守りも授与されるんですよ。

(行事によって日程が異なるので、参加する際はご確認ください)

今年はなかなか日程が合わず、7月7日(最終日)にようやく参拝できました。

茅の輪くぐり

最終日なので、茅の輪が、すっかり黄色です(;´∀`)

城南宮の茅の輪くぐりの唱え詞は、

とはのもり/夏越の祓 する人は/千歳の命 延ぶといふなり

ですが、この「とはのもり」は、「永遠の守」と「鳥羽の森」の掛詞になっています。

鳥羽は、この地域の地名で、城南宮は、鳥羽伏見の戦いの舞台のひとつでもあります。

戦いがあった当時は、なんと、参道に薩摩藩の砲台が置かれていたそうですよ。

夏越の神楽

城南宮では、他の神社よりも頻繁に、巫女の神楽をみかける印象ありますが、夏越の神楽も、6/25〜7/7まで毎日10時・12時・14時の1日3回行われます。

巫女が、「鉾祓いの儀」ののち、

「祓え神楽」を舞います。

あらかじめ、「夏越の御守」を受けておくと、

神楽の後に、(お守りを)神楽鈴でお祓いしてもらえます。

一人ずつなので、スペシャルな一体が授かれます♪

私も、シャンシャンしていただきました( *´ω`* )

コロナやインフルなどから、しっかり守ってくれますように。

車専用の大茅の輪

以前も、大茅の輪を記事にしましたが、

あちらは人間専用、こちらは車専用です。

城南宮は、方除・厄除の神様なので、交通安全・旅行安全にもご利益があり、普段から、自動車やバイク・自転車、小型船舶などのお祓いとご祈祷を受けられますが、夏越の祓の時期(7月1日から7日まで)は、全国的にも珍しい「愛車の茅の輪くぐり」を行っています。

茅の輪の手前でお祓いを受けてから、輪を通り抜けます。

通常の茅の輪のように3回まわるのではなく、通り抜けるだけです。

神職さんによると、たまに、自転車の方もいらっしゃるんだそうですよ。

これから直近で見られる城南宮のお神楽

7月20日の18時から20時まで(15分ごと)、お涼み神楽が行われますが、

 

画像出典:城南宮

拝殿を囲む提灯に明りが灯り、夏の宵の風情が増すころ、神楽殿の表舞台で福笹を手にした巫女が祓神楽を舞います。参拝者は社殿の前に供えられた「方除安全」「無病息災」祈念の2本の氷柱に触れ暑気を払い願い事をします。参道に100軒近い夜店が出、夜遅くまで賑わいます。

城南宮ホームページより

のような行事だそうです。

私は参加したことないのですが、なんだか幻想的で素敵……

ぜひとも参加したいなあ

なお、福笹の特別授与(初穂料1000円)もあるそうです。

住所、参拝時間、アクセス

住所 〒612-8459 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
TEL/FAX TEL 075-623-0846
FAX 075-611-0785
参拝時間 参拝 9時~17時30分
神苑拝観 9時~16時30分(受け付けは16時まで)
アクセス 地下鉄・近鉄竹田駅下車 徒歩15分
市バス南1~3号系統「城南宮東口」下車 徒歩3分
市バス19号系統「城南宮」下車 徒歩2分 他
※ この他の交通手段については、こちら
公式サイト https://www.jonangu.com/

 

HOME

Translate »