【一年で6日間限定】直径5メートルのレア茅の輪【北野天満宮・京都】

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夏越の祓と大茅の輪

1月から6月までの半年間、日々の暮らしの中で、知らず知らずのうちに身についた穢れを祓い無病息災を願う、夏越の祓。

そこで行われる茅の輪(ちのわ)くぐりは、通常、輪の直径は数メートルですが、

▲ 通常のサイズ

静岡浅間神社や北野天満宮などでは、期間限定で、直径約5メートルの大茅の輪が設けられます。

▲ 静岡浅間神社の大茅の輪 画像出典:静岡新聞SBS

北野天満宮の大茅の輪

北野天満宮では、菅原道真公の誕生日とされる6月25日から30日までの6日間、楼門に「大茅の輪(おおちのわ)」が設けられます。

北野天満宮の一の鳥居をくぐって、

参道(けっこう距離がある)を進んだ先に……

どーん!!

と、ラスボス感ある茅の輪がお出迎え。

これが、北野天満宮の大茅の輪です。

前述の通り、直径は5メートル

京都最大で、神職らの手によるものだそう。

別の神社ですが、茅の輪の作り方大変な作業のようです

なお、本殿前には、通常サイズの茅の輪もあります。

▲ 大茅の輪を見た後だと、こぢんまり?

ところで毎年、茅の輪の茅を抜いて持ち帰る参拝者が問題になりますが、茅の輪には穢れが溜まっており、また、茅の輪の見栄えも悪くなるので、やめましょう。

なお、北野天満宮ではありませんが、参拝者が茅を持ち帰りする慣習がある神社も、ごく少数ですがあるようです。

おまけ:3歩差がつく?北野天満宮の隠れ名所3選

今回は記事が短いので、おまけで、北野天満宮の隠れ?名所3選をご紹介しますね。

雄雌の牛

天満宮と言えば、諸病平癒や学業成就のご利益があるとされる撫で牛が有名ですが、実は、北野天満宮の参道の撫で牛には、オスとメスがいるのです。

手前の、参道をはさんだ2つの牛舎

上の写真の左側がオス、

右側がメスです。

なぜ性別が分かると言うと……メスの傍には、らぶりぃな子牛ちゃんがいるからです (*´꒳`*) 

▲ ママ大好き感がかわゆす

この場所で修学旅行生に会うと、ガイドさんがほぼ必ずこれを説明しているので、北野天満宮における鉄板ネタの一つかもしれません。

伴氏(ともうじ)鳥居

摂社である伴氏社(ともうじしゃ)の鳥居は、京都三珍鳥居の一つです、

残り二つは、蚕ノ社の三柱鳥居と、厳島神社の唐破風鳥居です

”珍”と呼ばれる理由は、額束が島木を貫通して笠木に至っていることと、台石が蓮の花の形になっていることです。

画像出典:wikipedia

伴氏社は、菅公の母君を祀る摂社ですが、息子を優秀に育てた彼女にあやかりたいという、世のお母さんたちの篤い信仰を集めているそうです。

目力牛

一之鳥居から楼門までの間にいる、目力牛(私が勝手にそう呼んでいるだけです)。

彼?のことを忘れている時でも、参道を歩くと、自ずと視界の端に捉えてしまいます。

サイレントながら、熱い存在感。

▲ 眼病に特化して効きそう

妙~にイケメンで色気もあるので、もしかすると、生前、女性と浮名を流した平安貴族の御霊でも入っていたりして……。

人間でいえば榎木孝明さんや玉木宏さん級のイケメン

北野天満宮ご参拝の際には、是非チェックしてみて下さいね~。

住所、参拝時間、アクセス

住所〒602-8386 京都市上京区馬喰町              
TEL075-461-0005
参拝時間6:30〜17:00(正月期間は変更)
アクセス市バス「北野天満宮前」下車すぐ
嵐電「北野白梅町」駅下車、徒歩約7分
公式サイトhttps://kitanotenmangu.or.jp

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