巫女さんによる鈴祓い
京都市伏見区にある城南宮では、2~3月に梅、5月に藤、9月に菊と、季節の花の名を冠した巫女神楽(観覧無料)が行われ、期間限定の「菊の花守り」が授与されます。
このお守り、色やデザインがシックで素敵なのですが、実は、それ以外にあと二点、特別なポイントがあるのです。

一つ目は、神楽を舞い終えた巫女さんから、直接、鈴でお祓いしてもらえること。
この授与方法、他の神社ではあまり見かけませんよね。
二つ目は、巫女さんがお祓いの前に、「お願い事を込めてくださいね」と仰って下さること。
つまり、デフォルトのご利益に加えて、自分の願望をカスタマイズできるわけです。
お守りの鈴祓いは、群馬県太田市の冠稲荷神社でもやっておられるようですが、神楽の観覧までできるのは、日本中で城南宮だけかもしれません。
他にもあるよ~という方は、是非お知らせください
なお、公式サイトに載っていませんが、同じコンセプトの行事が夏越の時期にも行われるので、こちらもお見逃しなく!


菊の巫女神楽
「菊の巫女神楽」の日程は、9月1日~3日、9日、10日、16日~18日、23日、24日(いずれも、午前10時と午後3時の一日2回)になります。

まず、扇の舞が奉納されます。


次に、鈴の舞が奉納されます。

その後、鈴祓いしてもらえます。
菊の花守り(初穂料1000円)と、美容健康(うるわし)御札(初穂料2000円)が用意されているので、神楽の前か直後に、社務所でいただいておきましょう。


城南宮と巫女神楽
城南宮の公式サイトのトップページに「巫女が神楽を舞い」とありますが、個人的にも、「ここって、いつ訪れても巫女さんが舞ってるよな~」みたいなイメージあります。

その一番の理由は、お祓いを午後3時30分までにお願いすると、巫女さんが祓神楽を舞ってくれるからじゃないかと思うのですが、城南宮は全国から参拝者が訪れる神社なので、実際、お祓いを見かける頻度もかなり高いんですよね。
また、季節の神楽以外にも、巫女神楽をフィーチャリングした神事や行事がたくさんあり、特に7月20日のお涼み神事では、なんと、午後6時より8時(2023年) までの間、15分毎に巫女神楽が舞われます。

巫女さんが舞ってる姿をこれほど見かける神社は、ちょっと他にない気もしますが、スピリチュアルのジンクスには「神社で、猫や蝶などに遭遇するとラッキー」ってのがあるらしく、巫女神楽もその一つだそうなので、もし運気アップしたければ、城南宮を訪れて、しばらく本殿の前でブラブラしているとよいかもしれません。
祈祷で巫女神楽が舞われるたびに、自動的に運ゲージがじゃんじゃん溜まるなら、運を手軽に、すこぶる良くできるでしょうからね~( ̄∀ ̄)
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