お狐様とアヌビス神

スピリチュアル・トーク
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お狐様=アヌビス神説

「稲荷の眷属である狐は、エジプトのアヌビス神である」という説をたまに見かけます。

以前見た夢の内容から、実は私も「案外”アリ”なんじゃないかなあ」とひそかに思っていたりします。

不思議な夢

15年程前ですが、いわゆる「日本三大稲荷」のうちの一つを訪れた後、だだっ広い空間に、たくさんの生き物たちがたむろしている夢を見ました。

そこは、床のところどころから、崩れたレンガの壁らしきものが1~2メートル突き出している、神殿の廃墟っぽいけど近未来的な雰囲気もある場所でした。

生物たちは、一匹一匹、別の種類で、体長もまちまちでした。

大型犬くらいの大きさで体表が白い個体が多く、立つと四つ足だったので、最初は「哺乳類かな?」と思いましたが、眺めているうちに、じわじわと違和感を覚え始めました。

狼よりも二回りくらい大きかったり、頭部に耳がついていなかったりなど、「異形」の個体がちょくちょく混じっていたからです。

ついには、身体の表面が陶器のようにつるつるな個体を見つけるに至り、「こいつら、地球の生き物じゃないな」と思いました。

異様な生物(しかも、まあまあでかい)の群れの中に、丸腰の人間がたった一人。

自分が置かれている立場に気が付いて、ちょっと不安になりました。

でも、それらは、私を全く気にも留めていませんでした。

危険はなさそうだけど、特にすることもないので、引き続きそれらを眺めていたら、ふと、ものすごーく馴染みのある見た目とサイズ感の個体を見つけました。

それは、白い身体で、口元と耳がとがっており、顔に赤い柄が描いてあって……って、

画像出典:ブナの木に住みたい

稲荷神社のお狐様やん!!Σ(゜Д゜)

他のやつらに”きつねテイスト”が皆無だったので、お狐様どころか、狐すら連想していませんでしたが、更に眺めていたら、別の姿だけど、私の記憶にある個体が、もう一匹いるではありませんか。

あっ、このエキゾチックな黒い犬みたいなやつ、私絶対知ってる!

けど、思い出せない……
どうしても、思い出せないいぃ……!

結局、夢の中では思い出せず、目が覚めてからも、しばらくは忘れていたのですが、ある時突然、ひらめきました。

そう……それはエジプトの古代神、アヌビスだったのです。

座り姿も、ちょうどこんなかんじでした

狐とアヌビスのつながり

お狐様とアヌビス神については、調べてみると、薄~~い接点があるようです。

本当につながってるかは判りませんが

日本のほとんどの稲荷神は、秦氏系のウマノミタマか、仏教系の荼枳尼天です。
いずれも、眷属は狐です。

荼枳尼天は、もともとはインドの悪鬼であるダーキニーです。
ダーキニーは、野干の化身です。

野干とは、インドではジャッカル(キンイロジャッカル)の姿をした悪獣ですが、仏教が中国に伝わった時、中国にはジャッカルがいなかったため狐や貂などとされ、それが日本に伝わりました。

また、ダーキニーは伝来の過程で豊穣の神としての性質を付帯され、日本に伝わった後、同じく豊穣を司るウカノミタマと習合されました。

そして、アヌビスは、キンイロジャッカルという説があります。
(より狼寄りの、アフリカキンイロオオカミとも言われていますが)

つまり、キンイロジャッカルを接点にアヌビスと野干がつながり、野干を接点にアヌビスと狐がつながるわけです。

稲荷神社に参拝した際など、あの夢の場所はもしかすると、「宇宙のあらゆる時間と場所で『稲荷神』とされた存在の、眷属たちの”ダベリ場”」なのかなあ、と妄想しています。

そして、もし、もう一度あの夢を見ることができたなら、今度は”お狐様”達の話を聞いてみたいなあ、と思ったりもするのです。

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