シェントウジャンってなんぞや
たとえ身体には優しくとも、その生ぬるさと食感がゲ○っぽいホットヨーグルトとは違い、湯豆腐的系の包容力が心にまで優しい「鹹豆漿(シェントウジャン)」。
ホットヨーグルトは精神的ブラクラ
酢と醤油に豆乳を注ぐだけなので、お財布にも、忙しい朝にも優しいすぐれもの。
きっと、バファリンの半分は、鹹豆漿でできているに違いありません。
ネット検索すると、たいてい”台湾でポピュラーな朝ごはん”というキャッチフレーズがワンセットでついているので、知り合いの台湾人留学生に本当かどうか聞いたところ、
「えっ、酢?!?!」
「砂糖でしょ?!」
とひどく驚愕されたので、もしかするとネット情報はまるごとガセかもしれませんが、まあ、普段の彼はおやつのバナナを房ごと鞄に入れるようなワイルドボーイなので、たぶん豆花あたりと間違ってるんだと思います。

サルでも作れるレシピ
基本の鹹豆漿
作り方は簡単です。
まず丼鉢などに、乾し海老(できれば軽く煎る)と酢(小さじ2)、醤油(小さじ1~2)を入れ、

沸騰直前まで温めた無調整豆乳(200cc)を丼鉢に注ぎ、

固まったら、

辣油をかけます。

私は最近、業務スーパーで売っている「花椒辣醤」を使っていますが、刺激がマイルドなので、激辛好きには物足りないかもしれません。

トッピング
ところで、鹹豆漿の楽しみは、なんといってもトッピングですな!

左下からパクチー、刻んだザーサイ、ネギ、薄揚げ(表面を軽く焼く)、白ごま、ハタハタ一夜干し(前日の夕飯残り)。
ごまが入るレシピはあまり見なかったけど、めっちゃ合うのでおすすめです。
薄揚げは、本家本元だと油條(中華揚げパン)でしょうが、フランスパンで代用しているレシピもありました。
そういや油條って、中華街以外でほとんど見かけませんね。
あんなに美味しいのに……。
台湾や香港などの中華圏は女子旅のメッカだから知名度ありそうだし、コロナ禍で宅食ブームなので、町のパン屋さんに置いてあったら人気商品になりそうですけどねー。
うちの近所で売ってくれないかなー。
なにはともあれ、
強運は、まず健全な食生活から! (・ω<)☆
ですね♡

